山本鼎記念館 閉鎖特別展「ありがとう!山本鼎記念館」
1919(大正8)年、山本鼎が長野県小県郡神川村(現上田市)で、地元の青年、金井正・山越脩蔵と共同事業として始めたのが、児童自由画運動と農民美術運動です。これら二つの運動は神川小学校を拠点として、たちまち全国各地に広まっていきました。

 1946(昭和21)年に山本鼎が療養していた上田で亡くなってから12年後の1958(昭和33)年、山越脩蔵や、山本鼎から直接教えを受けた農民美術練習所一期生の中村實らが発起人となり、山本鼎の業績を顕彰しようと記念館設立のための活動が始まりました。この活動は、県内の学校関係者や美術関係者、及び全国の美術家らの賛同を得ました。また、建設資金についても長野県や上田市の補助金の他、児童・生徒の寄付も含む賛同者からの寄付金で賄われ、1962(昭和37)年、山本鼎の命日である10月8日に開館しました。 しかし、50年以上にわたって多くの方々に親しまれてきた山本鼎記念館は、2014(平成26)年秋に上田市に新しくできる上田市立美術館開館に伴い、その幕を下ろすことになりました。そこで、山本鼎記念館閉館特別展「ありがとう!山本鼎記念館」を開催します。この展覧会を通して、多くの方々が山本鼎記念館の51年という長い歴史に思いを馳せていただけたらと願います。


●タイトル:山本鼎記念館 閉鎖特別展「ありがとう!山本鼎記念館」
●会期:平成26 年2 月6 日(木)〜3 月25 日(火)
午前8時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
●会場:上田市山本鼎記念館
〒386-0026長野県上田市二の丸3-4
●観覧料:一般250円、高校・大学生180円、小中学生60円
上田市在住の高校生以下は無料、団体・障害者割引あり。
●公式HP:
http://museum.umic.jp/kanae/index2.html