ART公募の止まり木「フクロブ」
2014/06/06
【動画】「アジアの近代絵画をご存じですか?」公募の原点を探る↓
https://www.youtube.com/watch?v=t_gPG2aU684
【動画】「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展の魅力をご紹介!↓
https://www.youtube.com/watch?v=9ikpfb23Vms



現在、東京・府中市で開催中の「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展。

その会場である、府中市美術館の志賀秀孝氏。

会期中にも関わらず、公募に関わる方、そして作品制作を続けていらっしゃるART公募読者の皆様へむけた熱いメッセージを頂戴しました。

8日の日曜日が最終日に迫るこの企画展は、公募の歴史を探るための貴重な展覧会となっています。


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今こそ、「公募展」の時代!そしてこれからも!




人は、何の為に描き、創るのでしょうか?

作品を他人にはみせず、自分の為だけに創ることはおそらくできないでしょう。

見知らぬ他者にみられる時に、はじめて制作は「作品」になる。

結果は、入選・受賞という好評でも、あるいは落選という酷評であっても、それは、その時点で作品が「みられた」証といえるでしょう。真の作品価値を云々するものでもないのではないでしょうか。

アーティストとしてその身体から絞り出した「作品」を誰かに問う。これこそ公募展の本源的な役割だと思います。これからも、ずっと美術作品制作とともに作品のそばに存在し続けることでしょうし無くてはならないものでしょう。

日本で、公募展が始まったのは明治時代、文部省が公設公募展をはじめたのが明治40(1907)年。現在も民営の「日展」など多数の公募展活動に連なっています。そして、これは韓国や台湾、満洲でも戦前行われました。ではどんな風に?

公募展とは何かを考える「東京・ソウル・台北・長春 官展にみるそれぞれの近代美術」を府中市美術館(6月8日まで)で開催しています。これまで、全く紹介されてこなかったこの戦前の公設公募展を国内外の各国各地の国公立有名美術館の名品を一堂に展示しています。




厳しい時代の中で、画家達はどのように時代と向き合い、自身の作品をつくりあげたのでしょうか。そして「審査」し、「審査」されるとはどういうことかを考える貴重な機会となっています。フランスのサロンに由来する公募展が如何にアジアに定着したか。こうした様々な官展で、それぞれの作品の佳(よ)さを是非、ご体感ください。



府中市美術館 志賀秀孝



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「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」展
●会期:2014年5月14日(水)〜6月8日(日)
 休館日:5月26日(月)のみ

●会場:府中市美術館
東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
  • 公募展関連
2014/05/30
今日は暑いですね。さっそくおやつにいただきました。

ガリガリ君シュークリーム味。表面はほんのりカラメルな感じシュークリームの皮を表現しているのでしょうか。

中心は濃厚なカスタードクリームが出現。もはやガリガリ君のコンセプトはどこに?プチスイーツな一品でした。



http://matome.naver.jp/odai/2139604497539160001/2139820817358288703
  • 日々の止まり木
2014/05/23
動物の姿をユーモラスに油彩で描く作家、斉藤将氏の個展が日本橋三越本店で開催中です。今回は動物の木彫立体作品(直筆の絵が箱に描かれています。)もあり、平面も含め30点あまりの展示となります。



会期:5月21日(水)〜5月27日(火)10時〜19時(最終日16時閉場)

会場:三越日本橋本店 6階美術サロン 中央区日本橋室町1-4-1


公式HP
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/index.html
  • 作品ギャラリー
2014/05/22
市制施行60周年記念 東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術

公募展のルーツを探る

国開催の公募展を官展といい、日本では文展、以後帝展、新文展と名称変更され、またこの制度は朝鮮、台湾、満洲にも広がりました。それぞれの官展に関わった東アジア各地の優れた画家や審査員たちの作品をご紹介いたします。国内外特に韓国と台湾の国公立・私立の美術館他より多大なご協力を得て、93作家128点の大規模な展覧会となります。この機会に是非東アジアの名品をご覧ください。


5組10名様にチケットプレゼント!
●応募締切:2014年5月28日(水)13:00まで。
宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『それぞれの近代美術』と添えてお送りください。住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。


●会期:2014年5月14日(水)〜6月8日(日)
 休館日:5月26日(月)のみ

●会場:府中市美術館
東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

●開館時間:10:00〜17:00 (入場は16:30前まで)

●観覧料:一般 700円  高校生・大学生 350円  小学生・中学生 150円
  • チケットプレゼント!
2014/05/16
不思議な動き キネティック・アート展
〜動く・光る・目の錯覚〜

20世紀のヨーロッパに誕生したキネティック・アート(動く芸術)は、作品そのものに「動き」を取り入れているのが特徴です。電気じかけで動いたり発光する作品のほか、実際には動かなくても、目の錯覚を利用したり、見る人の視点の移動に応じて動いて見える作品も含みます。
「動く芸術」という考え方は、20世紀初頭に機械文明を礼賛し「スピードの美」を唱えた未来派などにさかのぼることができます。動く作品としては、1930年代から作られた風力で動く彫刻「モビール」がよく知られています。しかし、キネティック・アートが本格的に盛んになるのは、1950年代後半から60年代にかけてのことです。大戦後、発達する科学技術を芸術に取り込む気運の高まりの中で、キネティック・アートは20世紀の新しい美術分野として定着します。
本展覧会は、1960年代にイタリアを中心に展開したキネティック・アートを日本で初めて総合的に紹介する試みです。先駆的なブルーノ・ムナーリをはじめとするイタリアの作家たちのほか、フランスやドイツで活動した作家たちをあわせた30余名による平面・立体作品約90点を展示します。いずれもイタリア国内のコレクションからの出品で日本初公開です。
 
5組10名様にチケットプレゼント!
●応募締切:2014年6月22日(日)13:00まで。
宛先(メールのみ):desk@artkoubo.jp
※メールタイトルに『キネティックアート』と添えてお送りください。住所・氏名・年齢・メールアドレス・ART公募への感想(必須)を添えてメールにてご応募ください。
発表:当選者の発表は、当選者への発送をもってかえさせていただきます。



●会期:2014年7月8日(火)〜8月24日(日)
   月曜休館(ただし7月21日は開館)
●会場:損保ジャパン東郷青児美術館
   〒160-8338新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン本社ビル42階
●開館時間:午前10時−午後6時(入館は午後5時30分まで)
●観覧料:
  一般:1000円(800円)
  大・高校生:600円(500円)   ※学生証をご提示ください
  シルバー(65歳以上):800円  ※年齢のわかる物をご提示ください
  中学生以下無料         ※生徒手帳をご提示ください
  障害者無料          ※障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳)のご提示によりご本人とその介護者(1名まで)は無料。ただし、被爆者健康手帳をお持ちの方は、ご本人のみ無料。
※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金
※前売り券はチケットぴあ、ローソン、セブンイレブン、ミュージアムカフェでお求めください(6月24日から8月23日まで販売)

画像:キネティック・アート 《軸測投影法の歪み-1》 1964年 エナメル塗装した金属・電気モーター
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  • チケットプレゼント!
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